yosak's diary

忘備録と備忘録

1月日記(11〜15日)

1/11
TOHOシネマズ日比谷で『大コメ騒動』を鑑賞。
主演の井上真央が良い。如何ともし難い世の無常に翻弄され、耐え忍び、怒りや苦しみを飲み込んだブスっとした表情。ズシっとした眼つき。そんな彼女がどうにも受け入れられない悲劇に相対したときに「私だってはらわた煮えくりかえっとります!」と心情吐露するシーンは胸を打った。
作品としては、ちょっと盛り上がりに欠ける。折角なんだからもっとエンターテイメントに振り切っても良かったのではと思う。「女性の地位が低かった時代に、生活の為、家族の為に権力者に立ち向かった女房たち」というテーマは今語られるべき話なだけに。
終盤、女だけの一揆に「あんたたちもついてこい!」と声をかけられる男が、脳性まひの行商(神戸浩)と乞食(ジジ・ぶぅ)、これは弱者の象徴だろう。弱者が権力に立ち向かう話、この辺をもっと深掘りして欲しかった。とくにジジ・ぶぅは何の言及もなく急に出てきたし。
悪役側も石橋蓮司左時枝と小憎らしい良い顔揃いでよかった。
工藤遥も、自身は安寧の立場にいながらも世の不条理に疑問を持ち、立ち向かおうとする先生役を好演。彼女はモーニング娘。卒業組で一番の出世頭になった。『のぼる小寺さん』も良かったし。

続けて、TOHOシネマズシャンテで『スタントウーマン
ハリウッドの知られざるヒーローたち』を鑑賞。
スタントウーマンについてのドキュメンタリー。興味のある題材だったが、基本インタビューがメインなので、途中でちょっとだれてしまい、居眠り。もっと実際のスタントシーンが観たかった。

1/12
COTDのNARASAKIがトランプ絡みの陰謀論を信じ込んでしまったという悲しい噂を聞いた。
何ともやりきれないが、思えば一番最近だと「特撮」のライブで見た彼は、オーケンのちゃらんぽらんなMC、歌い出しがわからないというグダグダな歌唱に対して、都度フォローし、「1、2、3、ハイ!」と歌い出しをアシストするという優しく真面目な印象だったので、きっと楽屋でオーケンが面白ネタとして話すオカルト話や陰謀論を間に受けて信用してしまったのだろう。だからきっとオーケンが悪いのだろうと邪推。
(こうしてネタ的に考えないと私の精神衛生上よろしくない)

1/14
ナイナイのオールナイトニッポンイベントの払い戻し手続きをしようとして思い出したが、チケットを購入したナイナイ絡みの催しがキャンセルになるのは2度目。
前回は岡村隆史のソロライブ『お一人様』。とても楽しみにしてたのだが、岡村さんが(本人言うところの)「頭パッカーン」になってしまい中止に。そんなこともありました。

1/15
最近テレビでよく見かける、「ポップな橋本愛」みたいな女の子は、生見愛瑠というそうだ。