yosak's diary

忘備録と備忘録

2月日記(14日)

新宿シネマカリテにて『どん底作家の人生に幸あれ!』を鑑賞。 如何にもイギリス風の少しシニカルなユーモアは、(宣伝でも言及があった)テリー・ギリアムぽさを思わせる。個々に多彩な要素があり見応えはあるが、全体的な物語は少し散漫な印象も感じた。白人…

2月日記(13日)

2/13 新宿バルト9にて『哀愁しんでれら』を鑑賞。 「シンデレラ」のタイトル通り、シンデレラストーリー的な結婚や、子育て(ネグレクト、虐待)、格差、モンスターペアレントなどの「要素」を、ある種、戯画的に描いたブラックコメディ。 その戯画的な演出の…

1月日記(23〜24日)

お昼は、渋谷の「ちばから」でラーメンを食べた。 「検査後しばらくは脂っこい食事は控えるように」と言われ、2日我慢したが誘惑に負けて。無駄な抵抗としてアブラ少なめでオーダー。ああ美味い。こんなにお肉デカかったっけ?ヒューマントラストシネマ渋谷…

1月日記(21日eastern youthライブ)

1/21 去年受けた人間ドックの結果が思わしくなかったので、腸の内視鏡検査を受けた。 朝から、薬入りの水とお茶を合わせて2リットル近く飲み腸の中を綺麗にしてから、病院へ。この時点で身も心もヘトヘト。 痛み止めと麻酔を点滴してもらい、あっという間に…

1月日記(17〜18日)

新宿武蔵野館にて『聖なる犯罪者』を鑑賞。 西川美和監督の『ディア・ドクター』等同様の「偽〇〇」もの。今作は「偽聖職者」。 主人公の青年が完璧な善人になるのではなく、悪い部分も残しながら聖職者として行動していくのが人間臭くほてよかった。主演の…

1月日記(16日)

1/16 アップリンク吉祥寺にて『声優夫婦の甘くない生活』を鑑賞。 崩壊前の旧ソ連からイスラエルに移民した老声優夫婦の物語。シリアスな時代背景のもと、抑制のきいた表現で笑いと愛を描いている。じんわり沁みる良い映画。夫婦の愛情のズレの描写など身に…

1月日記(11〜15日)

1/11 TOHOシネマズ日比谷で『大コメ騒動』を鑑賞。 主演の井上真央が良い。如何ともし難い世の無常に翻弄され、耐え忍び、怒りや苦しみを飲み込んだブスっとした表情。ズシっとした眼つき。そんな彼女がどうにも受け入れられない悲劇に相対したときに「私だ…

1月日記(9〜10日)

1/9 新宿西口そばの「極哩」で2種盛りカレーを食べる。 甘、苦、のあとに辛、がくる感じ(日替わりらしいのでこの日の印象) インパクトのある見た目とは裏腹にサラッと食べられる。個人的にはもっと尖った味の方が好みだが、新宿駅のすぐそばでこのクオリティ…

1月日記(4〜8日)

1/4 神保町シアターにて、マキノ正博監督作『鴛鴦歌合戦』を鑑賞。 軽妙で小気味好い、とても洒落たオペレッタ時代劇。江戸時代を舞台にジャズ、スウィングを歌い踊る。1939年にこんな小粋な映画が作られていたと思うと改めて凄い。どこか憎めない殿様役のデ…

1月日記(1〜3日)

1/1 元旦a.k.a映画が安く観られる日。なので、 新宿バルト9で『swallow スワロウ』 一応、出産間近の女性が苦悩する心理スリラーになるんだろうけど、何ともすごい角度で着地のする切れ味鋭い作品。色々な見せ方を考えるもんですな、と感心。 旧態然とした「…

12月日記(28〜31日)

12/28 『えんとつ町のプペル』は、予告だけだと、少し興味が湧くのだが、西野亮廣というノイズがえぐすぐて観る気になれない。12/29 仕事納め。テレワークだと納めた感じがしない。上北沢の「らぁめん小池」にて、ラーメン納め(予定) 「きつね」に振られ、「…

12月日記(25〜27日)

12/25 朝起きたら、枕元にサンタクロースからのクリスマスプレゼントが置いてあった。ムーミンのマグカップとモリッシーのTシャツ。我が家に来るサンタさんはいい歳した大人にもプレゼントを届けてくれる。嬉しい、ありがとう。下高井戸シネマでケリー・ライ…

12月日記(22〜24日)

12/22 韓国語の勉強 パッチムの発音の違いが全くわからん。ほぼほぼギブアップ状態。12/23 20日に放送されたM-1グランプリ。マヂカルラブリー 野田が「最下位とっても優勝できることもあるんで、諦めないでください、皆さん!」と言っていた。ファンじゃなく…

12月日記(19〜20日)

12/19 TOHOシネマズ新宿にて『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』鑑賞。 過去2作を観たのはかなり前なので、「あー、こんな設定だったなあ」とか思い出しながら楽しく観れた。ビルとテッドの関係性がそのままで大人になってるのがいい感じ。世界を…

12月日記(13〜18日)

12/13 テレンス・マリック監督作『ソング・トゥ・ソング』の予告編でデル・シャノンの『Runaway(悲しき街角)』が流れていて、そこがすごく印象深い。90年代頃の『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』放送後半のCMフィラー曲に使われていて、その想…

12月日記(11日〜12日)

12/11 ヒューマントラストシネマ渋谷にて『ザ・プロム』鑑賞。 『glee グリー』のライアン・マーフィが監督なだけに、派手で悪趣味で底意地が悪くて、なのに時に繊細で弱者を対する優しさに溢れてる。 『glee グリー』シリーズが好きかどうかで評価は分かれ…

12月日記(6日〜10日)

12/6新宿ピカデリーにて『魔女がいっぱい』観る予定ではなかったが、ロバート・ゼメキスが監督、ギレルモ・デル・トロが脚本というので俄然興味が湧いて鑑賞。兎にも角にも、アン・ハサウェイの大魔女が最高に面白かった。美人過ぎて何処か不自然とも思える…

12月日記(1日〜5日)

12/1 妻が韓国語の勉強を始めた。 ハエとパリが同音異義語だと学ぶ。 韓国にもエロマンガ島的なやつはあるのね(そりゃそうだろうけど)12/2 M-1準決勝は見てないけど、錦鯉が優勝したら夢があるなあ。12/3 妻の誕生日。 リクエストで、渋谷の「エリックサウス…

11月日記(28日〜30日)

11/28下北沢の「KALPASI」で昼食千歳船橋の有名店の2号店。本店は夜のコースのみ、要予約とハードルが高く、過去2回しか行ったことない。その味が気軽に楽しめるのはありがたい。サンバル、ポークビンダルー、チキン。副菜も含めて、全てが美味しい。ゴーヤ…

11月日記(21日〜23日)

11/21池袋 新文芸坐にて、いまおかしんじ監督作『れいこいるか』描きたい場面への欲が先に出過ぎているのか、脚本の粗が目立つ(夕方に出て行って、翌朝の5時頃まで浮気してるの?青空脚本教室?いつの間に視力回復したの?などなど)が、登場する市井の人々が…

11月日記(14日〜19日)

11/14新宿ピカデリーにて『罪の声』とても見応えのある作品。画作りはテレビドラマの延長線上だが、脚本でグイグイと引き込まれる。予備知識なく鑑賞したので、エンドロールで「あ!これが良く名に聞く野木亜紀子の脚本か!」と唸った。脇を固める面々がとに…

11月日記(8日、9日)

11/8TOHOシネマズ新宿にて沖田修一監督作品『おらおらでひとりいぐも』とても面白い。老い、孤独と寄り添い生きる女性の脳内宇宙。何故か『かいじゅうたちのいるところ』を思い出した。田中裕子がすごく魅力的。イマジナリーフレンド的な3人(クドカン、濱田…

11月日記(1日〜7日)

11/1六本木EXシアターにて東京国際映画祭 山中貞雄監督作品『丹下左膳餘話 百万両の壺』とても面白い。今でも通用するコメディの作り方で、場内爆笑の連続、上映後は拍手喝采に包まれていた。そして、途中で少し挟まれる殺陣のくだりも痺れた。今まで笑福亭…