yosak's diary

忘備録と備忘録

1月日記(21日eastern youthライブ)

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去年受けた人間ドックの結果が思わしくなかったので、腸の内視鏡検査を受けた。
朝から、薬入りの水とお茶を合わせて2リットル近く飲み腸の中を綺麗にしてから、病院へ。この時点で身も心もヘトヘト。
痛み止めと麻酔を点滴してもらい、あっという間に眠る。点滴麻酔は初めての経験だったが、効果の凄さにちょっとビビる。検査は小一時間ほどで終了。その際に軽度のポリープがあったので除去してもらう。そのため「術後5日間は香辛料、脂っこいもの、アルコール、コーヒーは控えてください」と言われたのだが、正味、普段からこの4種類しか摂取してないので、今後どうしたらいいかマジでわからなくなった。
検査費用は約2万円かかった。痛い出費。
この手の検査ものとは縁遠い生活を送っていたので、初めて知ることばかり。やっぱり保険とか入った方がいいのだろうか…。

夜は渋谷クラブクアトロにて『eastern youth単独公演 〜よみがえれ ぶっ放せ 存在〜』へ。
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客数はキャパの半分以下、客は全員着席、マスク着用、歓声禁止。ドリンク類の販売中止。開演時間を繰り上げて20時までに終わるように対応と、ガイドラインを徹底する形で開催された。ライブハウスがドリンクを売らないって異常事態ではなかろうか。手探りの中、絶対問題なく開催させようという意志を感じる。

去年12/5のライブのときも完全着席だったが、会場が狭くなり、座席は前から4列目真ん中より少し右(吉野さん寄り)と、ちょうどステージが視野角に収まるベストなポジションで、よりしっかりと3人の演奏を見ることができた。ベストな画角で見て聴いてするeastern youthは、とても画になるスリーピース。躍動、荒々しさ、こんな美しいバンドだったのかと驚いた。普段はあまり意識しないライティングの影響も大きかったと思う。とくに『Don Quijote』でもライティングが暗転ピンスポになるところの美しさ。映画のよう。ライブステージもやはり舞台芸術なのだと、改めて感じた。
前回も同様のことを思ったが、周りの歓声がないので、個々の細かい演奏もよく聴きとれ、各人のスキルの高さに惚れ惚れとした。とくに村岡さんは加入当初の固さが全く無くなって、時折笑顔も見せながらのびのびと凄テクを披露していた。個人的には、コロナがおさまっても、このスタイル(歓声禁止、一瞬に歌う禁止)でやって欲しいなと思っていたら、吉野さんがMCで
「長年、ライブをやってきて、こんな異常事態は初めてですが、もう慣れました。寧ろこの方がやりやすい!おれはロックバンドみたいなノリは好きじゃない。オイ!オイ!オイ!とか嫌だね。oiパンク出身なのにw (静かに聴かれてる方が)しっかりと演奏しようという気にもなるし」
と言っていて、思わず「いや、マジで仰る通り!」と大拍手してしまった。マジで演奏のキレが上がってるように感じたし、周りが騒がしくない分、しっかりと聴けたし。ほんと、コロナ後もeasternのライブは、客が歌うの禁止とかにならないだろうか。
音響の面でも、着席になることでアンプの音をよりダイレクトに感じることができた。かなりの轟音で、ちょっとしばらく耳がやられた。
長いことeastern youthのライブは見ているが、結果、今まででもトップクラスで、バンドの演奏を見て聴いて堪能できるライブだった。コロナは早く収束してほしいが、こういうライブスタイルは残ってほしい。
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