yosak's diary

忘備録と備忘録

1月日記(4〜8日)

1/4
神保町シアターにて、マキノ正博監督作『鴛鴦歌合戦』を鑑賞。
軽妙で小気味好い、とても洒落たオペレッタ時代劇。江戸時代を舞台にジャズ、スウィングを歌い踊る。1939年にこんな小粋な映画が作られていたと思うと改めて凄い。どこか憎めない殿様役のディック・ミネと骨董狂いの駄目親父役の志村喬がとても良い。

続けて『弥次㐂夛道中記』を鑑賞。
遠山の金さんと鼠小僧次郎吉が互いを知らず旅を共にし、その先で「弥次さん喜多さん」に間違えられる。という荒唐無稽で軽快なコメディ時代劇。ロードムービー的コメディをベースに、旅一座での人情話や、現代で言う「バディもの」的な熱い友情展開もある痛快娯楽作。個人的にはこちらの方が好み。良い正月二本立てだった。
劇中、馬に扮した偽弥次喜多によるドタバタコメディシーンで「ティティナ」の和風カバーが流れていたが、あれはやはりチャップリンの『モダンタイムス』オマージュなのだろうか?

神保町シアター近くのエチオピアでカレー初め。
f:id:yosaksan:20210109013648j:plain
丁子が効いていてとても美味しい。
(先日から丁子の西洋名をド忘れしているのだが、調べたら負けな気がするので、そのままにしている)

1/5
仕事始め。なのだが在宅勤務続きだと、あまりそんな感じがしない。

1/6
TBSラジオ伊集院光とらじおと』のゲスト、仁支川峰子さんと奥森皐月さんのWゲスト。時間が半分なのがもったいないぐらい両者とも面白い。濃密な内容。

通常よりトークの時間が短いという話から
伊集院「このあとね、若い女の子が来るんですよ」
仁支川「(間髪いれず)何だよ、それ!」
伊集院さんも思わず「素晴らしい!」とこぼしていたが、切り返しの勘の良さに感心した。さすがベテラン。

ラジオの魅力「興味のないことを新しく知ることができる」と語る奥森さん。16歳の若さでこれを理解して楽しめてるのは良いなあ。端的に理論立てて喋れてるし賢い方なんだろうな。
深夜ラジオ愛、伊集院愛を熱弁する奥森さんに対し、
面倒な自意識が発露する伊集院さん、面白い。

1/7
ナインティナインのオールナイトニッポン in 横浜アリーナ」が公演中止。やはり。
当然、残念なのだが、このご時世なので、少し安堵しているところもある。

1/8
飲食店を槍玉にあげた緊急事態宣言に対する義憤に駆られて、方南町の「かなや」で特製ラーメン黒を食す。美味しい。
f:id:yosaksan:20210109021347j:plain