yosak's diary

忘備録と備忘録

1月日記(1〜3日)

1/1
元旦a.k.a映画が安く観られる日。なので、
新宿バルト9で『swallow スワロウ』
一応、出産間近の女性が苦悩する心理スリラーになるんだろうけど、何ともすごい角度で着地のする切れ味鋭い作品。色々な見せ方を考えるもんですな、と感心。
旧態然とした「女の幸福」を掴み、側から見たら何不自由ない生活をしている女性。妊娠が発覚し、幸せの真っ只中、心に孕んだ違和感が異食症となって露呈される。夫も義理の両親も一見、親身になって接するが、それは彼女自身の為では無く、良い妻、良い母、の役割が必要なだけ。「女は産む機械」って言葉を思い出す。身勝手な男性性に翻弄された自らの過去と対峙し、自身の心を取り戻す。異食症の描写がちょっとキツいが、物語は現代の問題を映し出していてとても面白い。
夫から「俺の子供を返せ!クソビッチ!」と酷い言葉を吐かれた女性が失意のもと逃亡先のモーテルに泊まるシーン。失恋した女の子が泣きながらお菓子をやけ食いして恋愛映画を観るように、泣きながら映画を観て土を食べる(異食症だから)演出が、笑っていいんだかで、すごく面白かった。

続いてTOHOシネマズ新宿で『新感染半島 ファイナルステージ』
韓国ゾンビ映画版『マッドマックス』という趣。いろんなハリウッド世紀末アクションを思い出させる継ぎ接ぎ映画だが、アジア版でこの内容は新鮮か?全体的に演出過多で間延びした印象。世紀末的世界観のビジュアルや登場人物のキャラクターはいい感じ。とくに敏腕少女ドライバーのイ・レが素敵。一連のやり過ぎカーアクションも豪快で良い。

2021年、ラーメン初めは歌舞伎町の「神座」へ。
大阪に住んでた頃は道頓堀の本店で良く食べたな。と、懐かしみながら。たまに食べるととても美味しい。
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1/2
TOHOシネマズ日比谷で『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』を鑑賞。
(意識的なんだろうけど)今どき珍しいぐらいのゆるゆるのコメディと、谷垣健治×ドニー・イェンが織り成すキレキレのアクション。80年代のジャッキー全盛期のカンフーアクションを想起させる見事な娯楽作(もちろんアクションスキルはそれ以上)。正月に観るのにベストな作品。竹中直人ブルース・リー物真似も久々に拝めた。ドニー・イェン、日本で公開されるのはシリアスな映画が多いけど、愛嬌ある顔立ちでコメディアクションの方が相性いい感じ。

誕生日なので、妻からプレゼントをいただく。トートバッグ、お財布、カード入れ。ありがとう。
晩御飯は、営業している店が限られている&こういう機会でもないと食べないということで「かに道楽」へ。
カニすき美味い。唐揚げ美味い。やっぱりカニ酢美味い。

1/3
家でダラダラとテレビ見たり、ゲームしたり。ある意味、正しい正月休みの過ごし方。